2024年9月3日火曜日

10月号『アシカとアザラシ』作者のことば

アシカ、アザラシがたどった道                

水口博也 

ぼくは、クジラやイルカのなかまとともに、同じように生活の舞台を海に移した哺乳類であるアシカやアザラシのなかまを、世界の海で長く観察してきました。

一生を海のなかでくらし、海上に姿をみせるのは呼吸をするために浮上するときだけであるクジラやイルカとちがって、アシカやアザラシのなかまは、少なくとも子どもを産み育てる季節は、陸上や北極海、南極海の氷のうえですごします。その季節には、かれらのくらしを妨げることがないように、ある程度の距離をとって双眼鏡や望遠レンズをつかえば、しっかりとそのくらしを観察することができます。そうした観察から生まれたのがこの本です。

         *

アシカやアザラシのなかまは、ともに海中でのくらしに適応して脚をひれに形を変えたため、「鰭脚類」と呼ばれます。こうしたひとつのグループに属する多くの種を観察するおもしろさは、そのグループの動物たちが共通してどんな体のつくりやくらしを進化させてきたかを知ることができる一方、種のあいだにちがいがあるとすれば、それぞれがすむ海の環境やかれらがたどってきた道のちがいによるものであることをあわせ見ることができることです。

北極海や南極海をおおう海氷上にすむアザラシたちは、防寒のために体にたっぷりと脂肪をたくわえています。いくぶん緯度が低い海でくらすアシカのなかまは、それほどではありません。

そのためもあるのでしょう。多くのアザラシの母親はいったん子を産むと、多くは子別れをするまで自分は餌をとることなく、体にためた栄養分を糧におっぱいを与えつづけ、短期間で子どもをひとりだちさせます。一方、アシカのなかまの母親は、子育て中にも自分も餌をとりに海に出かける必要があり、その分だけ子どものひとりだちは、アザラシにくらべて長びくことになります(本書でも、その両者のちがいを読みとっていただけると思います)。

動物たちの姿かたちやくらしかたは、長い進化の流れのなかで育まれてきたものです。さまざまな動物を観察する楽しみは、かれらがいま見せてくれるくらしぶりを目にしながら、その背景にある悠久のときの流れに思いをはせることができることにあるのかもしれません。



■ 水口博也(みなくちひろや)

1953年、大阪生まれ。大学で海洋生物学を学んだあと、出版社に勤務して自然科学の本を編集。1984年から写真家として独立、世界の海で撮影や取材を行い、多くの著書や写真集を発表。クジラやイルカなど海にすむ哺乳類についての著作が多いが、近年は地球環境の変化を追い、北極、南極から熱帯雨林まで広く地球上の自然や動物について取材を行う。「たくさんのふしぎ」には『コククジラの旅』『南極の生きものたち』『クジラの家族』『シャチのくらし』がある。

 

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2024年8月2日金曜日

9月号『おいしさつながる昆布の本』作者のことば

昆布の未来のために                

松田真枝 

今から半世紀も前の昭和時代のことです。北海道のわたしの家の台所にはいつも昆布がたくさんありました。うちだけではありません。「買うものではなくてもらうもの」といわれたほど、昆布はたくさん採れていました。毎日の味噌汁のだしには、たっぷり昆布が使われていました。

 そんな中で、水に入れると塩味もついて、だしがらが出ない「だしの素」が登場し、昆布は家庭で使われなくなっていきました。おとなになったわたしも、鍋や特別にだしをとる時以外は昆布を使わなくなっていました。

 ところが、イタリア料理を学び地元食材を使う中で、わたしは昆布に再会することに。スープと具に使える昆布は、便利で無駄のない食材であることに気づきました。

 見た目は似ている昆布が、種類で味が違うことも大発見でした。そのそれぞれが料理の味をおいしくするなんてすごい!と興奮し、たくさんの人に伝えたくてならなくなりました。

 昆布のワークショップを開いて、みんなで驚いたり、納得したり。そこにいる全員が、わたしと同じように昆布のおいしさと面白さを発見して感動していることが嬉しくてなりません。

 そんなあるとき、新しい疑問が生まれました。「沖縄で昆布が郷土料理に使われるのはどうしてだろう。誰が運んだんだろう。」沖縄で北海道の味とは違う昆布料理を食べて、地方によって料理は変わることを実感しました。沖縄の昆布食の成り立ちに富山の薬売りが関わったことを知って、富山へ。気づくとわたしは、昆布の料理と疑問への答えを求めながら「昆布ロード」を巡る旅を続けていました。そして最近は、ヨーロッパやアメリカでも昆布の価値が認められてきたことを喜んでいました。

 でも、豊富にあった昆布は今、海水温度の上昇や海の環境の変化、漁師が減っていることなどから、生産量が減っています。

例えば、この本の取材で訪れた年の羅臼は、かつてないほど暑い夏でした。漁に備えて海面に近いところに引き上げられていた養殖ものの根が、暑さで腐ってしまう被害が出ました。

 また、函館の真昆布の産地で天然昆布の水揚げが激減しています。海水温度が上がり、昆布を餌にするウニが増えすぎました。2年かけて育てる養殖ものもなかなか大きくなりません。現在、産地全体で天然昆布の再生事業にとりくんでいます。

 日高昆布の産地えりも町では、なくなりかけた昆布をみんなで救いました。入植以後、暖房燃料の薪や放牧地開拓のために木々を切ったところに、この地特有の強風が吹きつけ、山は砂漠のようになりました。海に土砂が流れ込み、昆布も魚もいなくなりました。山と海のつながりに気づいた人々は70年以上かけて植林事業を行い、豊かな海が戻りました。

 昆布は海の様子を知るバロメーターでもあるのです。

 おいしくて面白い昆布を、これからもずっとみんなで楽しめるように願ってこの絵本を作りました。うどんやおでんを食べるときに、昆布と海を思い出してくださいね。




■ 松田真枝(まつだ まさえ)

北海道生まれ。料理家。デパートの食品部門プランナーを経てイタリア各地で食文化を学び、北海道素材で作るイタリア料理教室を開講。食育も行う。2016年日本昆布協会昆布大使に任命される。生産地や「昆布ロード」の寄港地を訪ね、各地の食文化や歴史と結びついた昆布食の聞き書きを続けている。

 

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2024年7月10日水曜日

8月号『光る石 北海道石』作者のことば

新鉱物みつけた!

田中陵二


 私は小学校中学年のころから石が大好きな「石っ子」でした。石を探して、日本全国をさまよい歩いていました。石好きのいちばんの夢は、新しい鉱物を見つけ、自分で名前をつけることです。でも、それにはいろいろなデータを集めて、新発見を証明する必要があります。拾ってきた石がどういうものかを正しく調べられるようになるには、専門の勉強と実験が必要です。
 地球をつくる、いわば細胞にあたるものが鉱物で、その種類は6000種ほど知られています。身の回りにあるのはそのうち100種ぐらいですが、それ以外の鉱物、ましてや今までにない新しいものを発見するのはかんたんではありません。新しいものに気づくには、まずはすでに知られていることをしっかり勉強し、だいたいの鉱物を見分けられるようになるのが大事です。石をじっくり観察して、よく調べ考えて、専門家に見せたりする経験を何年もくりかえすのです。そうすると、石を見て「これはおかしいな?」というカンがはたらきます。でも、そのへんな石を機械で分析しても、そのほとんどは今まで知られていた石の別の姿なのです。そんなことをしていると、たまに、本当の新発見にいきつきます。そんなチャンスが、とうとう私のところにもやってきました。石を集めはじめた小学生のころから数えて、40年がたっていました。
 私は大学時代から今にいたるまで、有機化学といって、炭素という元素を中心とした化学を専門としていました。これとは別に、子どものころから好きだった鉱物や結晶の勉強もずっとしていたのです。これらは互いに別の専門分野なのです。多くの石は有機化合物ではないので、石と有機化学をともに勉強するひとは、世界中にもほとんどいません。
 私たちが見つけた新鉱物「北海道石」は、有機鉱物といって、炭素を主成分とした、とてもめずらしいものでした。これを研究するためには、石を調べる学問である鉱物学や地質学のほかにも、有機化学にくわしい必要があります。たまたま両方を勉強していた私にとっては、幸運でした。そのふたつのあいだは、まだ研究されていないことがいっぱいあったのです。
 みなさんも、これから自分の専門をえらんで勉強し、その知識と経験をもとに社会に出ると思います。そのとき、余力があったら、ふたつのちがう専門を学んでみてください。ふたつの分野をむすびつけることで、それぞれの価値がより増します。1+1が3や4になるのです。 



■ 田中陵二(たなか りょうじ)

1973年、群馬県生まれ。東海大学理学部化学科客員教授。(公益財団法人)相模中央化学研究所主任研究員。群馬大学大学院工学研究科博士後期課程修了。科学技術振興機構研究員などを経て現職。専門は有機・無機ケイ素化学、結晶学および鉱物学。マクロ科学写真の撮影もおこなう。共著に『よくわかる元素図鑑』(PHP研究所)、『超拡大で虫と植物と鉱物を撮る』(文一総合出版)、監修に『GEMS  美しき宝石と鉱物の世界』(東京書籍株式会社)などがある。2013年より月刊誌『現代化学』(東京化学同人)にて「結晶美術館」を連載中。たくさんのふしぎは、『石は元素の案内人』(2022年8月号、現在「たくさんのふしぎ傑作集」として発売中)、『いろいろ色のはじまり』(2023年10月号)に続き3作目。


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2024年6月3日月曜日

7月号『風が描く絵 鳥取砂丘』作者のことば

ふるさとに目を向けて 

水本俊也

  ぼくは4歳から高校を卒業するまでの15年間を、鳥取で過ごしました。進学を機に、故郷である鳥取を離れました。在学中の中国留学を経て、日本国内やアジアの国々を旅するようになりました。1999年4月、世界中を巡るクルーズ客船専属のカメラマンになり、3年後に独立。写真家としてのキャリアをスタートしました。これまで南極や北極圏、ツバルなど僻地を含めた100を超える国や地域を訪れてきました。2011年3月に発生した東日本大震災が転機となって、世界の中の日本、日本の中の鳥取に目が向くようになり、鳥取での撮影やプログラム開催、アート事業への取り組みを重ねてきました。中国地方最高峰の大山など、山や海に囲まれた大自然、里山に暮らす人々、空高く、空気の澄む鳥取の何気ない日常をこれまで以上に愛おしく感じるようになりました。その中で、幼い頃によく行った鳥取砂丘に強い関心を抱くようになりました。 

 鳥取砂丘は、訪れるたびにいろいろな絵を見せてくれます。まだらもようにしまもよう、海底を彷彿とさせるなみもよう。流れる風に加えて、太陽が砂の陰影を映し出し、複雑な幾何学もようをつくり出します。朝昼夜で異なる自然美となって目の前にあらわれます。まるで砂には見えないもようもあり、ある写真(14ページ上)では縞鋼板のように見えます。これは二方向からの風でつくられた風紋が合わさったものだということです。同じページの下の写真は木目にそっくりです。これは砂丘にたまった砂の構造が反映したものだそうです。

 ぼくは子どもたち一人一人にカメラを持ってもらい、鳥取砂丘を自由に撮影してもらう写真プログラムを開催しています。砂しかない砂丘でも、参加者の子どもたちは鳥取砂丘をいろいろな角度から撮影してくれます。鳥取砂丘を訪れた人の数だけ、発見があることでしょう。みなさんもいつか、自分だけの絵を探しに鳥取砂丘を訪れてくれたら嬉しいです。 




■ 水本俊也(みずもと しゅんや)文・写真
写真家。鳥取県八頭町出身、神奈川県横浜市在住。公益社団法人日本写真家協会会員。長年、全国の小中学校や高校にて写真講師を務め、教育事業に携わる。近年は和紙と写真をかけ合わせた作品制作を行い、アートコーディネーターとしての一面もあわせ持つ。2013年からは「小鳥の家族」という鳥取砂丘をはじめとした自然の中で家族写真を撮影するプログラムを開始。家族の肖像を和紙作品で発表するとともに、砂の上に敷いたマットの上で寝袋に包まり、鳥取砂丘で星空を眺めながら夜を過ごし、朝を迎えるというイベントを毎夏開催している。

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2024年5月2日木曜日

6月号『ウンム・アーザルのキッチン』作者のことば

 「ふつうの人の暮らしからみえてくる中東」

                         菅瀬晶子


市民講座などで中東、あるいは西アジアという地域について話す機会がありますが、そのたびに、いかに多くの人びとがこの地域に紛争というイメージを持っているのか、痛感させられます。実際、ニュースで取り上げられる中東の話題は、紛争の話ばかり。昨年(2023年)107日、ガザ地区のイスラーム主義政党ハマースの軍事部門がイスラエル側に侵入し、開催中だった音楽祭から人質を連れ去った事件は、イスラエル軍による苛烈なガザ侵攻を引き起こしました。この原稿を書いている20241月の今も、停戦の兆しが見えません。この本の主人公であるウンム・アーザルとは、半月に一度くらいのペースで連絡を取り合っていますが、「いつ終わるかわからない。(遠くの村に住んでいる次女の)ディアーナとは、もう三か月も会えていない。あなたにも会いたいけれど、もうしばらく辛抱するしかないわね。いつもと同じように」と、苦笑交じりに言われました。それほどパレスチナやイスラエルの人びとは、度重なる紛争の中を生き抜いてきたのです。

 ガザにも、イスラエル側にも、そこには当然私たちと同じような人びとの暮らしが存在します。わたしの専門である文化人類学とは、聞き取り調査で集めた身近で小さな事例を積み重ねて、人のいとなみの仕組みについて考える学問です。しかし、コロナ禍に加えてわたし自身ががんを患ったことで、この5年間パレスチナやイスラエルの友人たちとは会えずにいます。次の渡航の機会を待つ間、手元に集めた友人たちの物語を編みなおすことで、紛争だけではない中東の姿を提示したい。その思いがかたちになったのが、この本です。

 とはいっても、本文中でもすこし述べたように、パレスチナとイスラエルに住む人びとの生活には、やはり常に紛争が影を落としています。ウンム・アーザルの場合、ユダヤ人の国であるイスラエルでアラブ人として、キリスト教徒として生きてきたことで、苦労を重ねてきました。もし彼女がユダヤ人であったならば、14歳で学校を辞めて出稼ぎに出ることはなかったでしょう。不幸な結婚生活も、もっと違うものになった可能性もあります。また、アラブ人社会の中心はムスリム(イスラーム教徒)なので、少数派のキリスト教徒の意見はあまり表面にあらわれてきません。ウンム・アーザルの置かれた状況は、日本の場合在日コリアンなど在日外国人の置かれた状況に通じます。完全に一緒ではありませんが、「少数派」と位置づけられる人びとの抱えるストレスや、だからこそ誇りを持って生きるさまは、よく似ていると私は感じています。そのほかに、イスラエルの中でも特殊な、ユダヤ人とアラブ人が唯一共存できているハイファという街で暮らせたことが、彼女の救いにもなっているのでしょう。本書には登場しませんが、彼女にはユダヤ人の友人も何人もいます。

 その後のウンム・アーザルについて、最後に記しておきましょう。この本の内容は、2000年代から2010年代中盤にわたしが彼女の家で遭遇した出来事に基づいていますが、2017年にバス停で転んで怪我をしたため、彼女は修道院での仕事をやめました。その後すぐに夫が亡くなり、ひとり暮らしになりましたが、元気で暮らしています。仲よしのリディアや、子どもや孫たちがいつも様子を見に来てくれるから、さみしくはないと彼女は言います。ラナはもう二人の子どものお母さんです。ブドウの葉包みも、じょうずに作れるようになりました。サミールはロシアによる侵攻の前年にウクライナの大学を卒業して帰国し、今はハイファ市内の病院で働いています。

 「ずっと働きづめの人生だったけれど、私は満足してるの。子どもたちも、孫たちも立派に育ってくれている。私がこの手で育てたのよ。料理の腕だけでね」。たくましい彼女の物語から、紛争地と呼ばれる場所で生きる人びとに思いを馳せていただければ、さいわいです。
裏表紙に描かれているオリーブの古木。
オリーブは平和の象徴です。


■ 菅瀬晶子 文(すがせ あきこ)

1971年、東京都新宿区出身。東京外国語大学を経て、総合研究大学院大学博士後期課程修了。2011年より、国立民族学博物館に所属。1993年以来、パレスチナ・イスラエルに関わりつづけ、おもにキリスト教徒コミュニティの文化や、彼らがイスラーム教徒と共有する聖者崇敬について研究している。著書に『イスラエルのアラブ人キリスト教徒』(渓水社)、『イスラームを知る6 新月の夜も十字架は輝くー中東のキリスト教徒』(山川出版社)などがある。


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