1月号は、『盆栽をそだてる』(村田行雄 文 関戸勇 写真)です。
埼玉県さいたま市にある盆栽園「九霞園」の三代目である村田行雄さんが、日々の仕事についてつづった作品です。
園内はモミジやカエデなどの雑木盆栽や、実もの花ものなど、多種多様な盆栽であふれています。
著者は好きな植物に似合う鉢をあわせるだけで、なんでも盆栽にすることができると言います。本書にでてくる盆栽を、二つご紹介します。
著者は好きな植物に似合う鉢をあわせるだけで、なんでも盆栽にすることができると言います。本書にでてくる盆栽を、二つご紹介します。
これは「キブシ」の盆栽です。
鉢が植物の繊細さを引き立てていて、全体の調和を感じませんか。
もしこれにちがう鉢をあわせたら、まったくちがった印象になるでしょう。盆栽は鉢えらびが重要なのです。
これは「パセリ」の盆栽です。食べ物も盆栽になるのです。
ずっとながめていると、小さなパセリが巨木に見えてくるからふしぎです。
読者にやさしく語りかけるような文章と、盆栽園の光景をあたたかく見守るように切り取った写真からなるこの本は、「盆栽って小難しそう…」と思っている方にこそ読んでいただきたい一冊です。
読者にやさしく語りかけるような文章と、盆栽園の光景をあたたかく見守るように切り取った写真からなるこの本は、「盆栽って小難しそう…」と思っている方にこそ読んでいただきたい一冊です。
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