2016年2月12日金曜日

新しすぎるマイホームのかたち

たくさんのふしぎ3月号は『家をせおって歩く』(村上慧作)です。


自分でつくった発泡スチロールの家とリュックひとつをせおって運んで
日本各地で生活をしている若いアーティスト、村上慧さんの1年の記録が本になりました。


家を置く土地はどうするの? 食事は? 寝るところは?
あれこれ気になる村上さんの生活を詳しく紹介します。

ほとんど徒歩で移動する村上さんが、
1年間で家を置いた場所は、北は青森、南は宮崎まで180箇所!

家を置いたところは全部で3場面続きます
なんか変な生き方してるなー、
そう思って読みはじめたら止まらなくなる、読み応え十分の一冊です。
家出したくなってしまうかもしれませんよ。

表紙と本文の題字を大原大次郎さん、
本文のいくつかの写真を市川タカヒロさん、
デザインを飯田将平さんが担当してくださっています。

今号には、ペーパークラフト「じぶんで作る ちいさな村上さんの家」もついています。
本を読んだあと、この付録をしみじみうれしく感じて頂けるはずです。


■「たくさんのふしぎ」のご購入方法は?
(1)全国の書店さんでお買い求めいただけます(お取り寄せとなる場合あり)
(2)送料がかかりますが小社に直接お申し込みいただくこともできます。
より詳しくはどうかこちら(↓)をご覧ください。
http://www.fukuinkan.co.jp/magazine_buy.html
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2015年12月24日木曜日

新しい1年は、へんてこ絵日記ではじまります

こんにちは。
年の瀬にむけ、年末進行だなんだと
妙に慌ただしい、たくさんのふしぎ編集部よりお知らせです。

小誌2月号は『へんてこ絵日記』です。



グラフィックデザイナーのU.G.サトーさんが描く、
ユーモアたっぷりの1年の絵日記です。

12月を描いたページには、こんなことが・・・



よく見てください。
街の看板を埋め尽くす、漫画やアニメやゲームの言葉の数々を。
担当者は、この場面を見ると、
小学生のときのことを思い出さずにいられません。
自分もそうでした。
そのころ、頭のなかにあったのは、自分の好きなことのみ。
しかも、クリスマス前。
プレゼントに何をもらおうか、真剣に悩みぬく時期ですから、なおのことです。
新聞の折り込み広告に入る、おもちゃ屋さんのチラシ、楽しみだったな。


さて、お次。
1月は・・・

 














いったい何がいけないのか、
私は昔から凧をうまく上げられないんですよね。
(みなさんはそんなことないですか?)
こんな凧なら、どんくさい(?)私でも楽しく上げられるかも。


担当者は、この絵本を読むたびに、
小学生のときに感じていた何かがよみがえってきます。
変なことばっかり考えてました。
きっと今の小学生のみなさんにとっては、いつも見ている世界そのもの。
しかも、それがもっとおもしろく、へんてこに見えてくること間違いありません。
自分も小学生の時にこの本に出会っていたらな・・・
もっとあの時が、楽しかっただろうな・・・と、すこしうらやましかったりもします。

大人も、「おおっ!」と声をあげてしまうような絵本です。
19場面ぜんぶに、わくわくするへんてこが描かれていますので、
ぜひ手にとって読んでみてくださいね。

(K)

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2015年12月4日金曜日

トドマツ

1月号は『トドマツ』。

作者は石黒誠さん。北海道在住の写真家で、身近な自然の様々なものごとを撮影し、紹介なさっています。「たくさんのふしぎ」2013年11月号『雪虫』の作者でもあります。

この『雪虫』、ご好評をいただいて早い時期に売り切れとなってしまいました。ご購入できなかった方、ごめんなさい。

トドマツの木の寿命は90~150年くらい、成長すると高さ30メートルにもなると言われています。森に行けば大きな木を見ることはできますが、その木が小さなときはどんな姿だったのか、想像するのはむずかしいですね。

石黒さんは、まつぼっくりの種から芽生えたトドマツが、どんなふうに成長していくのか、ていねいに写真におさめました。

本当に少しずつ、小さな葉や枝をのばしていく姿には、声援をおくりたくなります。芽生えて5年めでも、10センチにならないこともあるとはおどろきです。


トドマツが大木になるためには、病気や他の植物に打ちかっていかなければなりません。どんなものも、大きくなるのはたいへんなのだなあ、と子育て中の編集者は思うのでした。

(I)

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2015年10月30日金曜日

南極の生きものたち

先日、自宅のリビングにアリが数匹現れまして。マンションの3階なのですが。アリが苦手な妻と娘たちはパニックになっておりました。

そこですかさず私が、「地球上のアリの総重量と人類の総重量は同じという説があるよ」と言ったのですが、「今そんな話をされても何の解決にもならない」とひんしゅくを買ってしまいました。
 
ところで、地球上で一番総重量の多い生物は何でしょう? その答えがわかるのが12月号『南極の生きものたち』(水口博也 文・写真)。
 

南極大陸と周囲の海には、ペンギンやクジラなど、数多くの動物たちがくらしていますが、彼らみながエサにしているのが、「ナンキョクオキアミ」。南極海に浮かぶ氷の裏にはえる藻を食べて大量に育ち、人類の3~4倍の総重量になるそうです。


著者の水口博也さんはシャチの撮影などで著名な写真家。「たくさんのふしぎ」は創刊から間もない1988年7月号『コククジラの旅』いらい27年ぶりの登場となりました。
 
子育てをするペンギンたちのユーモラスな姿や、クジラがオキアミを大量に飲み込む迫力ある様子など、どの写真も見飽きないのですが、私が一番感じたのは、それら全ての舞台となっている南極のあまりの広大さなのでした。


(I)

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2015年10月2日金曜日

神々の花園

日本では四季折々の花が咲きますが、南アフリカに広がるナマクアランドという地域では、春のほんのひとときだけ、見渡す限りの花園が広がります。その圧倒的な様子を写真で紹介するのが、11月号『神々の花園』(澤野新一朗 文・写真)。

 

ほかの季節には砂漠が広がっているのですが、雨や気温などの条件がそろうと、こんなに美しい自然の花園が出現します。毎年同じ場所に現れるとは限らず、また年によって花の色も変わってしまうというのだから驚きです。


作者の澤野新一朗さんは、あるとき観光パンフレットに載っていた花園の写真を見て惹きつけられてしまい、それから二十数年、ナマクアランドに通い続けているとのこと。ご家族もその調査に巻き込まれているそうですが、これほど美しいものを目にできれば、文句もでないのかもしれませんね。


そういえば、先日亡くなられた画家の柳原良平さん(2014年4月号『貨物船のはなし』の作者)は、小学生のときに見た船の絵葉書に魅せられて、船の絵を描くことを一生の仕事となさいました。

いつの日か、「たくさんのふしぎの○○を読んで、○○を目指しました!」なんて言ってくれる人に会えるとうれしいですね。

(I)


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