2015年8月21日金曜日

新刊発売のお知らせです

「月刊たくさんのふしぎ」として過去に刊行された作品を、ハードカバーとして刊行するシリーズ「たくさんのふしぎ傑作集」。現在、56作品が刊行されています。

このたび、「たくさんのふしぎ」創刊30周年を記念して、このラインナップに、新たに5作品が仲間入りすることになりました!


『かしこい単細胞 粘菌』 中垣俊之 文/斉藤俊行 絵
『まちぼうけの生態学』 遠藤知二 文/岡本よしろう 絵
『ゆかいな聞き耳ずきん』 石塚徹 文/岩本久則 絵
『ゴリラが胸をたたくわけ』 山極寿一 文/阿部知暁 絵
『みんなでつくる 1本の辞書』 飯田朝子 文/寄藤文平 絵

350冊を越えるバックナンバーの中から5冊を選び出すのは至難の業でしたが、、、「ふしぎをたんけんする月刊誌」ということで、ふしぎをたんけんすることがお仕事である研究者の方々の作品にしぼり、その中から5冊を選びました。

研究対象、研究スタイルはそれぞれですが、何かをふしぎに思う気持ち、そしてそのふしぎに迫ろうとする熱い思いは、皆おなじ! 

単細胞の生き物「粘菌」に
迷路を解くことができるのでしょうか?
昆虫採集・・・ではありません。
アカオニグモの狩りを観察するため
草むらでひたすら待ちつづけます
クロツグミの鳴き声を録音したテープを聞いてメモをとります。
鳴き方に決まりがあるらしいということが見えてきました

アフリカの熱帯雨林でゴリラの群れにホームステイ。
雄ゴリラが「グフーム」とあいさつしてくれるように

ええっ、机も「1本」なの?
さまざまな「1本」を求めて、いろんな人に話をきいていきます

ちょっとマニアックすぎるかもしれない、だからこそつい夢中になってしまう研究の世界を、どうぞお楽しみください。

「たくさんのふしぎ傑作集」新刊5冊、発売は9月2日です。

(E)