2017年7月27日木曜日

たくさんのふしぎ9月号『アリになった数学者』刊行イベントのご案内



『アリになった数学者』刊行記念  夏休み!トークイベント


たくさんのふしぎ9月号は、『アリになった数学者』です。










在野で数学の世界を探求する森田真生さんが文章を、
絵を、マリメッコやラーセンで
テキスタイルデザイナーとして活躍され、
現在はSOUSOUのデザイナーとしても活動
される脇阪克二さんが担当されました。






ある日、アリになってしまった、数学者。アリと語り合いたいと思ったのは、やはり数学、数についてでした。アリにとっての数とはどういうものか、と考える数学者の体験をとおして「1」とはなにか、数のあたらしい世界へと導きます。




刊行を記念して、2か所で森田真生さんによる
トークイベントが開催されます!

森田さんの講演は夕方から開催されることが多いのですが
今回はお子さんも参加しやすい昼間の会です。
お子さんも、大人の読者の方も、
ぜひお運びください。


お申し込みが必要です。
詳細は各主催団体にお問い合わせください。

8月5日(土曜日)14時から16時(休憩ふくむ)
場所:東京都文京区養源寺
主催:NOTH http://noth.jp/event/sugakunoensokai0805/

8月11日(金曜日・祝日)13時から14時
場所 岐阜市立中央図書館(ぎふメディアコスモス2階)
主催:岐阜市立図書館 
http://g-mediacosmos.jp/lib/information/2017/07/29-2.html


※主催が「岐阜市立中央図書館」となっていましたが、正しくは「岐阜市立図書館」です。
訂正してお詫び申し上げます。

2017年7月14日金曜日

『すれちがいの生態学 キオビベッコウと小道の虫たち』

たくさんのふしぎ2017年7月号は、
『すれちがいの生態学 キオビベッコウと小道の虫たち』です。
虫たちの出会いをテーマに、
フィールドワークのおもしろさを伝える三部作の完結編です。


本シリーズには、刊行のたび、読者の子どもたち、
また、小学校のお子さんをもつ保護者の方から、
熱烈な問い合わせをいただきました。

「子どもがこのシリーズにはまってしまって、
どうしても観察地を実際にたずねてみたい!
とのことなのですが、どちらに行けばいいんでしょう?
夏休みに北海道に行ってみます」と電話をくださった、
小学4年生の女の子のお父さん。
「ぼくも研究者になる!」といってくれたという読者の男の子。

生きものの小さなくらしをみつめる著者の熱い眼差しが、
子どもたちに届いたのだ、と感慨深いです。

第1作の『まちぼうけの生態学』(たくさんのふしぎ傑作集)では、
北海道の草むらでアカオニグモと
その網のまわりを飛ぶ虫たちとの出会いを
ひと夏ただひたすらじっと待ち、観察しました。




第2作の『おいかけっこの生態学』(2015年7月号)では、
舞台はおなじくして、アカオニグモの天敵キスジベッコウ
という狩りバチのオニグモ狩りをつうじて
 ハチに個性はあるのか? という難題にいどみます。


そして第3作となる本作では、舞台を京都府の海辺の小道にうつし、
キオビベッコウという狩りバチと同種のメスや
その他の虫や生き物との出会いの瞬間をみつめました。

一匹の虫は、生涯で何匹くらいの虫や生きものに出会うのか?


キオビベッコウは、小道でさまざまな虫や生き物と出会うはず、
と観察をはじめた著者ですが……、
さて実際にどんな生きものと、どのように出会うのでしょうか。

4年間のフィールドワークの記録です。ぜひご覧ください。



■「たくさんのふしぎ」のご購入方法はこちらです。
①全国の書店さんでお買い求めいただけます(お取り寄せとなる場合もあります)。
②ウェブ書店さんでもご購入いただけます。
楽天ブックス http://books.rakuten.co.jp/rb/14941788/
Amazon    https://www.amazon.co.jp/dp/B071F413CN/
③定期購読についてはこちらをご覧ください。

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