2017年12月15日金曜日

『みんなで龍になる 長崎の龍踊り体験』

たくさんのふしぎ2018年2月号は『みんなで龍になる 長崎の龍踊り体験』です。



独特の文化をはぐくんできた長崎の町。
そこで修学旅行の子どもたちが、「龍踊り」を演じ、みんなで一頭の龍になります。その様子を描いた絵本です。

龍踊りは全員の息を合わせ、それぞれがきちんと自分の役目を果たすことがとても重要です。

龍が生きているかのような動きはどうやってつくっているのでしょう。絵本では、子どもたちの動きを追って、わかりやすく説明しています。


また、龍踊りには楽隊も欠かせません。長喇叭(ながらっぱ)や蓮葉鉦(ばっつぉ)など、独特の楽器もご紹介。


練習が終わると、いよいよ発表会の場所まで移動します。
発表の場所は長崎歴史文化博物館や駅前広場、出島など、いろいろです。


よく「チームワークを大切に」などと言いますが、
それぞれの子どもが龍の体の一部になり、みんなで一頭の龍になっていくその姿は、チームワークを実感として味わわせてくれます。

ぜひご覧ください。

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2017年11月28日火曜日

『地蔵さまと私』

たくさんのふしぎ2018年1月号は、
『地蔵さまと私』です。




この作品は、写真家・田沼武能さんの原点から本文が始まります。
田沼さんは、東京の浅草の下町・浅草で生まれ育ちました。
そして、16歳だった1945年に東京大空襲にあいます。
その時に見たある光景が忘れられず、
本作で紹介する地蔵さまと子どもの行事を長年とり続けてきました。



特に詳しく紹介する地蔵さまと子どもの行事は、
山形県尾花沢市の「地蔵ころがし」




群馬県玉村町の「地蔵さまワッショイ」




福井県小浜市の「化粧地蔵」




そして、京都府京都市の「地蔵盆」です



1980年から2016年まで、様々な時期に撮られた写真を紹介しています。
同じ地蔵さまの行事でも、時間の流れとともに変化をしていることもあります。
しかし、田沼さんが長い時間をかけて撮影してきた作品からは、
時代が移ろっても変わることのない、
目の前にある瞬間を楽しく生きる子どもの時間の尊さが、
地蔵さまとのかかわりを通して浮かびあがってきます。



本書を制作する過程で、田沼さんは何度も
「日本の子どもたちが地蔵さまと楽しんでいられるのは、
平和であるからこそ。絶対に戦争は駄目です」
とおっしゃっていました。
「しかし、この平和が続くのか、心配になることがある」とも。
「いつまでもこの平和が続くように」と願いを込めて作った『地蔵さまと私』を、
これからを生きる多くの子どもたちに読んでもらうことができれば幸いです。

田沼武能さんは、戦後を代表する写真家の一人です。
学校を卒業後、写真の世界に入り、木村伊兵衛氏に師事しました。
そして、世界各地の子どもたち、人間のドラマ、
文士や芸術家の肖像をとり続けています。
1995年から2015年年まで、日本写真家協会の会長をつとめ、
2003年に文化功労者に顕彰されるなど、長く第一線で活躍されています。

1月号には、
武藤文昭さんの絵による付録一枚絵、
「お参り犬すごろく」もついています。



合わせてお楽しみください。


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2017年11月9日木曜日

昭和十年の女の子 大阪のまちで

たくさんのふしぎ2017年12月号は『昭和十年の女の子 大阪のまちで』です。


現代の小学生モモちゃんが案内役となって、
ひいおばあさんのスミさんが十歳だったころの話を聞きながら、
今から82年前の、昭和十年の大阪のまちをめぐります。

地下鉄にのってデパートに出かけると、おしゃれな子ども服がたくさん! 

商店街(心斎橋)もはなやかで、映画館は今以上に活気がありました。

ボンタンアメやドロップ、チョコレートやキャラメルなど、今も目にするお菓子の数々も、そのころからありました。

当時の様子を伝える豊富な図版も収録し、当時の生活を伝えます。
ぜひみなさん、お手にとってご覧ください。

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2017年10月13日金曜日

水辺の番人『カワウ』

11月号は、水鳥のカワウについてのお話です。
自然写真家の中川雄三さんによる作品です。






カワウは私たちの身近な場所にくらす鳥です。
全国どこでも、河川や河口に行くと、高い確率で会うことができます。


よく川でのんびり羽を広げています。その理由は本誌で)


カワウはよく見かける鳥なのに、なかなか注目をあびない鳥です。
その理由は、なんでしょう。

黒くて地味だから? どこか、カラスに似ているから?

でもよく見てみると、彼らはさまざまな「色」をまとっていることがわかります。
たとえば、金茶色の羽。
エメラルドグリーンに、透き通った目。




意外な美しさに気付くでしょうか。
そして彼らの、もっともすぐれた能力が、水の中を泳ぐこと。




流れのはやい川も、濁った川も、なんのその。
ぐんぐんと潜り、魚をつかまえると、いっきに丸呑みしてしまいます!

ほかにも、獲物となる魚がいる場所まで長距離を飛行したり、
水鳥なのに陸上の木につかまって過ごすことができるなど、
カワウは「水」「陸」「空」の幅広いフィールドを舞台に活動する万能な鳥。

恐竜を彷彿とさせる風貌と相まって、じつに「カッコイイ」鳥なのです。


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2017年9月22日金曜日

海のかたち ぼくの見たプランクトン

たくさんのふしぎ2017年10月号は、『海のかたち ぼくの見たプランクトン』です。


海の水しかないように見えるところにも、実はたくさんの生きものがいます。プランクトンと呼ばれる、ただよって暮らす生きものたちです。体が透明だったり、変わった形をしていたりと、その姿はまるで宇宙からやってきた未知の生命体のようにユニークです。

この本の舞台は山口県青海島の海です。著者の吉野雄輔さんは、八年ほど前から青海島に通いはじめ、合計一年ほど滞在して撮影しました。

数ミリの大きさのものが多いプランクトンを水中で撮影するのは非常に難しく、肉眼でも見失うことが多いそうです。今回は小さいサイズの生きものたちも、限界以上に拡大して掲載しています。

プランクトンは一般に小さい生きものというイメージが強いですが、体の大きさに関係なく、漂って生きるものたちを総称した呼び名です。

それぞれの種類の同定も難しく、個々の生物の生態の研究も途上にあります。何の幼生かわからないものも多いのです。

身を隠す場所のないところで漂う生きものは、敵から見つかりにくくなるような、さまざまな特徴を持っています。

 海の中だからこそできる、「漂う」という生きかた、形のおもしろさを見ていただければと思います。

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