2020年3月11日水曜日

たくさんのふしぎ2020年4月号『アラスカで一番高い山 デナリに登る』



デナリは標高6000mを超す北アメリカ大陸の最高峰で、少し前まではマッキンリーという名前でも親しまれていた山です。
4月号は、その山に登った写真家・石川直樹さんによるお話です。

1998年、当時20歳だった石川直樹さんは、荷運びの一員としてデナリ登山に参加しました。その時は高山病で極限まで疲弊しながらも、なんとか頂上へたどりつくことができたそうです。

20歳当時、頂上にて。高山病で顔がむくんでいる


それから18年後の2016年、彼はふたたびデナリへ登ることにします。
今度はひとりきりの登山のため、荷物や食料はすべて自分で運ばなければなりません。


荷物をソリにのせ運んでいく

登山道具も紹介します


不安と畏れを感じながら、ぶじ登頂したとき、これまでにないほどの充足感とともに「生きる」ことの実感がこみあげてきたといいます。

美しい景色が目の前に…!

地球をくまなく冒険する写真家が感性豊かに綴った、さわやかな写真絵本です。
ぜひこの作品でデナリの凜とした空気に触れてみてください。

付録として、デナリからの壮観な景色を味わえる一枚絵がついています!

付録の一枚絵(ポスター)


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2020年2月12日水曜日

たくさんのふしぎ2020年3月号『線と管のない家』

大きな地震や台風などで、電気や水道が止まってしまう。そういうニュースを耳にすることは少なくありません。

今の家はすべて電線やガス管、水道管でさまざまな場所につながっています。もちろんそれにより便利な生活が保たれているのですが、ひとたびその「線」や「管」が切れた時、私たちの生活はとたんに立ちゆかなくなってしまいます。

そんな心配のない家を作れないか? 
そう思った人たちが集まって、一軒の家を作ります。その記録が一冊にまとまりました。

例えば電気はソーラーパネルで……




気になるトイレやお風呂はこんな感じ。使った後の水は特殊なフィルターを通してから池に流し込みます。

「あったらいいな、こんな家」ができる様子を、一緒にのぞいてみませんか。


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2020年1月9日木曜日

たくさんのふしぎ2020年2月号『極夜の探検』

 北極には、冬になると一日中太陽が昇らない極夜とよばれる現象があります。雪と氷と月と星、そして闇しかない極夜の世界をひとりで旅して、長い暗闇の果てにのぼる太陽を見たら、人はいったい何を感じるのか? 探検家の角幡唯介さんがグリーンランドで行った命がけの探検がドキュメント絵本になりました。
 

角幡さんが極夜の探検をされたのは、201612月~20172月のことです。しかし、この探検にむけた準備は2012年冬からはじまっていました。『アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊がみた北極』(集英社)の元になったカナダでの極地放浪。『極夜行前』(文藝春秋)に書かれている、現地調査や、食料、物資を備蓄するために何度もおこなったグリーンランドへの旅。4年かけ、角幡さんの探検家としての最高到達点を目指しておこなったのが、この極夜の探検でした。


 
極夜の探検は、ノンフィクションであると同時に、物語としても心に深く残るものがあると感じています。日常から暗闇の異世界に旅立ち、人間の力を超えるものに立ち向かい、最後に何かを得て帰還するという、この探検の構造そのものが何か普遍なものを秘めているのではないかと。古今東西の物語のなかでも、地下世界、洞窟、クジラのお腹の中など、太陽の光の届かない場所は、英雄たちの冒険の舞台として登場します。闇を超えて、光を見る、そして何かを得る、もしかしたらそこに人が求める物語の原始的なかたちが隠されているのかもしれません。40ページという制約のある絵本では、極夜の探検に秘められた物語の骨格が鮮明に現れているのではないかと感じます。テキストの言葉ひとつひとつは子ども向けにはすこし難しいと感じられるところもあるかもしれません。しかし、シンプルで力強い物語になっているからこそ、言葉の難しさを超えて、『極夜の探検』は子どもに楽しんでもらえる作品になっていると担当者は考えています。


 
探検前、角幡さんに写真絵本ができればというお願いをしていました。しかし、グリーンランドから戻られた角幡さんより「写真はほとんど撮ることができませんでした」との連絡がありました。この壮絶な探検で、絵本のために写真を撮る余裕があるはずもありません。そこで、テキストに書かれたことを最もよく表現して頂ける方にと、絵の執筆を山村浩二さんにお願いすることにしました。テキストの構成が固まったのは、ちょうど『極夜行』(文藝春秋)が出版されたのと同じ頃、2018年冬のことです。それから2年ほどかけて、絵と文章の検討を重ねました。絵を担当した山村浩二さんは、角幡さんから頂いた写真、動画を元にラフスケッチを作り、何度もフィードバックをもらい、さらに角幡さん、山村さんと担当者での打合せを行いながら、角幡さんだけが見た極夜の世界の絵を制作してゆきました。写実的なだけの絵ではなく、角幡さんがその時々で感じた空気感や月明りの色、闇の濃さ、各場面での不安や恐怖、喜びといった心理状態を、山村さんがイマジネーションを膨らませて描かれたのが本作の絵です。大半は容赦なく暗い場面が続きます。見やすさやわかりやすさを放棄してでも、角幡さんが探検した闇の世界を、読者ができるだけ追体験し、最後の場面で姿を現す太陽のまばゆさを感じてもらえるように、暗闇の絵は描かれています。


(K)

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『極夜の探検』は、角幡さんの出身地の北海道をはじめ、特別にたくさん置いてくださっているお店があります。下記のリストにあるお店でしたら、確実に手にとってご覧頂けます。目印は、表紙写真の右側に写っている黒いサイン色紙です。近くにお住まいの皆さま、是非お立ち寄りください!
ウェブ書店さんでもご購入いただけます。
楽天ブックスhttps://books.rakuten.co.jp/rb/16153162/
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***『極夜の探検』をたくさん置いてくださっている書店様***
◎北海道◎
紀伊國屋書店札幌本店
コーチャンフォー旭川店
コーチャンフォー美しが丘店
コーチャンフォー新川通り店
コーチャンフォー北見店
コーチャンフォーミュンヘン大橋店
コーチャンフォー釧路店
三省堂書店札幌店
ジュンク堂書店旭川店

◎千葉県◎
紀伊國屋書店流山おおたかの森店

◎東京都◎
紀伊國屋書店新宿本店
紀伊國屋書店玉川高島屋店
三省堂書店池袋本店
三省堂書店新横浜店
三省堂書店有楽町店
ジュンク堂書店池袋本店
ジュンク堂書店立川高島屋店
丸善丸の内本店

◎神奈川県◎
紀伊國屋書店横浜店

◎京都府◎
ジュンク堂書店京都店

◎大阪府◎
紀伊國屋書店梅田本店
紀伊國屋書店グランフロント大阪店
紀伊國屋書店天王寺ミオ店
ジュンク堂書店上本町店

◎愛媛県◎
ジュンク堂書店松山店

◎沖縄県◎
ジュンク堂書店那覇店

2019年12月12日木曜日

たくさんのふしぎ1月号『南米アマゾン 土を食う動物たち』

たくさんのふしぎ2020年1月号は『南米アマゾン 土を食う動物たち』(山口大志 文・写真)です。


山口大志さんは高校卒業後、石垣島や西表島に移住してイノシシなどの野生動物の狩りを学びました。その経験から、野生動物が通る獣道を見つけるのは得意なのだそうです。

熱帯雨林の獣道は地面の上だけでなく、人間の頭の上、つる植物や高い木々の間にもあるそうです。例えばサルたちは、決まって同じルートでコルパと呼ばれる塩場にやってきては、土を食べて帰っていきます。



小さな頃から動物が好きで、常に観察を続ける山口さんの写真は驚くほど生々しく、迫真的です。美しく、迫力ある動物の姿を多くの人に見ていただけたらと思います。

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2019年11月14日木曜日

たくさんのふしぎ12月号『地球の中に、潜っていくと…』

みなさんは、足もと、すなわち地球の中になにがあるか、考えてみたことがありますか?
多くの人は、マグマがふつふつと煮えていたり、暗くて地獄のような光景を思い浮かべるのではないでしょうか。

そんな地球の中を、もしも旅できたら…というお話が、12月号『地球の中に、潜っていくと…』です。






地球の中は超高温・超高圧力の世界です。
そこを旅するには、たかい圧力に耐えられる、大変に頑丈な乗り物が必要です。
この作品に登場する科学者のおじいちゃんは、世界でいちばんかたい物質「ダイヤモンド」を使って、世界一じょうぶな乗り物を作り出しました。


ダイヤモンド製の「ダイヤモンド号」


これに乗りこみ、地球の内部へとずんずんと潜っていきます。
表層部の地殻を突き抜け、マントルへ達すると、こんな世界があらわれました…!

地下150km付近のようす


ここは地下150㎞付近。東京~軽井沢ぐらいの距離を潜ったところです。
そんなところに、緑色に輝くきらびやかな世界があるというのです。

緑色の正体は、「かんらん石」、別名「ペリドット」とよばれる宝石です。
アクセサリーなどで見たことがある人もいるでしょう。

かんらん石(ペリドット)


さらに上の絵をよ~く見ると、赤い石がまざっていますね。これは「ガーネット」です。
また、このあたりには「ダイヤモンド」も多くあるとか……。宝石だらけですね。

地球の半径は、約6400kmもあります。さらにさらに深くへ進むと、どんな光景が待っているのか。そして、地球の中心には何があるのか。ぜひ本書を読んでみてください!


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