今回は4月号の紹介です。
……えっ?と思ったみなさん。
そうなんです、あの小さな昆虫の「体重」を、はかっちゃいます!
作者は、昆虫イラストレーターの吉谷昭憲さん。
「かがくのとも」シリーズで、『おとしぶみ』や『はぐろとんぼ』など多数かいています。
吉谷さんは、ずっと疑問に思っていることがありました。
それは、「昆虫の重さって、どのくらいだろう?」ということ。
昆虫図鑑をひらいても、大きさは載っていますが、
重さは載っていないですよね。
動物図鑑には、それぞれの体重が載っているというのに。
「きっと小さな昆虫にも、一匹一匹に体重があるはずだ。」
吉谷さんはそう考え、「電子天びん」という精密なはかりを使って、
体重測定をはじめます。
そして工夫の末、ついに昆虫たちの重さをはかることに成功するのです!
さぁここでクイズ。
テントウムシ一匹の重さは、どのくらいでしょう?
想像しながら、もっとも近いものを考えてみてください。
① 500円玉 ②1円玉
③ クリップ ④切手
どうですか? 今まで考えたこともなかったのではないでしょうか。
答えは、4月号を読んでみてくださいね。
へぇ~!と声が出てしまいますよ。
そのテントウムシの、
なんと200倍の重さの昆虫(みんなが好きなあの虫です)もいれば、
30分の1以下の重さしかない昆虫(みんなはちょっとキライかも?)もいました。
また、同じ種類の昆虫でも、軽い個体もいれば、重い個体もいるようです。
まるで私たち人間のようですね。
子ども(低学年でも楽しめると思います)も大人も、
虫が好きな人も、虫はちょっとニガテ…という人も、
ぜひ読んでみてください。
こんな昆虫へのアプローチの仕方があるのか!と、
おどろくかもしれません。
ふろくとして、ご家庭や学校に貼れる一枚絵「昆虫の重さくらべ」もついています。
今年の春は、この本とともに、いつもとちがった昆虫観察を楽しんでみてください。
今年の春は、この本とともに、いつもとちがった昆虫観察を楽しんでみてください。
3月3日頃発売です!
(ふろくの一枚絵。斬新です!)
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