2015年10月2日金曜日

神々の花園

日本では四季折々の花が咲きますが、南アフリカに広がるナマクアランドという地域では、春のほんのひとときだけ、見渡す限りの花園が広がります。その圧倒的な様子を写真で紹介するのが、11月号『神々の花園』(澤野新一朗 文・写真)。

 

ほかの季節には砂漠が広がっているのですが、雨や気温などの条件がそろうと、こんなに美しい自然の花園が出現します。毎年同じ場所に現れるとは限らず、また年によって花の色も変わってしまうというのだから驚きです。


作者の澤野新一朗さんは、あるとき観光パンフレットに載っていた花園の写真を見て惹きつけられてしまい、それから二十数年、ナマクアランドに通い続けているとのこと。ご家族もその調査に巻き込まれているそうですが、これほど美しいものを目にできれば、文句もでないのかもしれませんね。


そういえば、先日亡くなられた画家の柳原良平さん(2014年4月号『貨物船のはなし』の作者)は、小学生のときに見た船の絵葉書に魅せられて、船の絵を描くことを一生の仕事となさいました。

いつの日か、「たくさんのふしぎの○○を読んで、○○を目指しました!」なんて言ってくれる人に会えるとうれしいですね。

(I)


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